皆さんの職場にグループラインってありますか?
最近は便利なラインを使って業務連絡をする職場も多いと思います。
一斉に伝達ができ、かつ記録を読み直すことができる便利なツールですよね。
その反面、苦手・うざい・面倒くさいなど、どの様に返信すればいいのかわからない内容にストレスを感じる方も多いと聞きます。

私は現在老人保健施設で勤務しており、職場でコロナ入所者が発生したのをきっかけに、主任の呼びかけでスタッフ全員のグループラインが出来てしまって、困っています。
グループラインができた当初は、
- コロナ対応ための連絡事項
- 陽性者の数、隔離部屋などの周知
- 感染隔離への対応をこんな風に工夫してるなど、
次の勤務に活かせる内容のものが多くありました。
グループラインの便利な、そして本来の使い方だと思います。
コロナも終息し、グループラインも解散になるのかとスタッフの多くがそう思っていましたが、そうはならず。
最近、業務連絡の域を超えてるのでは?と思う主任のラインがどんどん増えてきています。
これは、パワハラでは?と思うような
個人のミスをグループランで公表し、皆さんも気を付けるように!とか、
看護長への不満をグループランで発言し、「みんなも無視していいよ!」とか、
読むだけでもストレスなのに、休日や夜中でもラインが届きます。
職場には連絡ノートもあるので、緊急性のない業務連絡はノートで十分なのでは?と思うので余計にストレスを感じずにいられません。
本来であれば、職場の所属長である看護長や事務長に相談すべきでしょうが、これまでのかかわりから相談しても良い解決策を提案していただけないと感じています。
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実際に総合労働相談コーナーで話を聞いてもらい、アドバイスをいただいた経験をもとに6つの対処法についてまとめました。
- 普段からすぐに返信しないようにする
- 通知オフにする
- 既読スルーする
- 絵文字やスタンプを使わない
- 返事には「わかりました」を使う
- 自分から発信しない
- 看護師歴30年以上、現在介護老人保健施設に勤務して4年目
- パソコン不慣れな50代半ば
- Web知識も当然持っていません!
- 2022年9月からWordPressでブログにチャレンジ
- 韓国旅行で現実逃避することでストレス発散
パワハラの定義
H30年厚生労働省はパワーハラスメントの定義について以下のようにまとめています。

グループラインもパワハラになるって聞きますよね
職場のパワーハラスメントとは
職場のパワーハラスメントとは、職場において行われる
①優越的な関係を背景とした言動であって、
②業務上必要かつ相当な範囲を超えたものにより、
③労働者の就業環境が害されるものであり、①から③までの3つの要素を全て満たすものをいいます。
厚生労働省HP資料より 職場のパワーハラスメント概念000366276.pdf (mhlw.go.jp)
なお、客観的にみて、業務上必要かつ相当な範囲で行われる適正な業務指示や指導については、
職場におけるパワーハラスメントには該当しません。
具体的には以下のような行為が職場のパワーハラスメントの行為として挙げられています
職場のパワーハラスメントの行為類型を以下のとおり挙げた(ただし、職場のパワーハラスメントのすべてを網羅するものではないことに留意する必要がある。)。
類型 具体的行為
(1)身体的な攻撃(暴行・傷害)
(2)精神的な攻撃(脅迫・暴言等)
(3)人間関係からの切り離し(隔離・仲間外し・無視)
(4)過大な要求(業務上明らかに不要なことや遂行不可能なことの強制、仕事の妨害)
(5)過小な要求(業務上の合理性なく、能力や経験とかけ離れた程度の低い仕事を命じることや仕事を与えないこと)
(6)個の侵害(私的なことに過度に立ち入ること)
職場のいじめ・嫌がらせ問題に関する円卓会議ワーキング・グループ報告 |厚生労働省 (mhlw.go.jp)
グループラインなので(1)身体的な攻撃はないにせよ、それ以外は当てはまりそうです。
しかし「このグループラインって、パワハラじゃないの?」とは思っても、①から③のすべての要素を満たすものがパワハラとされています。
グループラインのストレスは、黙って耐えるしかないのでしょうか?
厚生労働省HPには、相談窓口の案内もあります。
グループラインの内容が、パワハラに当たらないのかどうか?
私の悩みも含め居住地の『総合労働相談コーナー』で聞いてみました。
確認した内容
- 主任が投稿する上司や職場の愚痴をグループランで見ることのストレスは、パワハラに相当しない。
- スタッフ一個人のミスをグループラインで知らしめることは、個人を攻撃していることになり、パワハラに相当する。
- 『職場のハラスメント相談窓口』の設置が会社には義務付けられているので、まずはそこに相談してみる。
- 声をあげるなら、複数の方がよい。
との返答を頂きました。
グループラインで、私自身が叱責されたことは一度もありません。
その内容を読むことがストレスなんです。
叱責された人が何も言っていないのに、私が『職場のハラスメント相談窓口』に相談するとどうなるでしょうか?
職場調査が入り、ますますトラブルになりそうだと判断したので、グループラインをやり過ごす方法を考えました。
パワハラまがいのグループラインを送る上司は、挨拶もできない社会性に欠ける人だと思っています
パワハラグループラインの対処法



退職するか?はいつも考えてしまいます。
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普段からすぐに返信しないようにする
ラインを頻繁に見ない、返信が遅い人だと、職場の人に周知してもらえるように、普段からすぐに返信しないようにしています。
これは、ほかのスタッフからのラインも同じです。
即レスすると、いつもスマホチェックしている人と思われます。
職場のグループラインだけ既読にならないという違和感をなくすためです。
通知オフにする
業務時間外、特に睡眠中は通知オフにしておきましょう。
夜勤で働いているスタッフが必ずいるので、何か思ったことがあればグループラインに投稿することもあるでしょう。
でも、私は業務時間外です。
職場のことを24時間考えることになってしまい、不眠になります。
日中のことやトラブルで直接聞きたいことがあれば、電話なり個人のラインに問い合わせがくるはずです。
入眠前にグループラインをチェックするだけにして、通知オフにしています。


既読スルーする
公開処刑のようなラインや、上司・職場への不満などネガティブな内容のラインには既読スルーが一番です。
内容を簡単に読んだら、そのことに返信しないことです。
反論も同意もしないのが、既読スルーのいいところです。
返信すると、その内容に対しまた投稿があり、どんどん自分の時間も消費されてしまいます。
やっと仕事から解放されて、自分の時間を過ごしているんですから、既読スルーで放置しておきましょう。
投稿者は、投降した後既読になるかどうか確認していることが多いです。
既読が付いていないと、読んでない人がいると思われ、読んでいないことに対しさらに投稿が増えるケースが多いです。
絵文字やスタンプを使わない
日常のラインのやり取りに絵文字やスタンプを使うことも多いですが、職場のグループラインでは控えた方がよいと思います。
理由は、好意的にグループラインに参加していると思われ、仕事とプライベートの線引きが難しくなるからです。
わかりましたを使う
連絡事項の内容については、「わかりました」「承知いたしました」「次回出勤時に確認します」などのように仕事中のような返答をしています。
よく「了解です、了解しました」の返答を見るのですが、これは相手との距離が近い時に使う言葉なのであえてグループラインでは使わないようにしています。
自分から積極的に発信しない
緊急性のある業務連絡を発信すること以外は、今日の出来事などを発信しないようにしています。
私が、グループラインにストレスを感じるのと同じように、ほかの人もストレスを感じているかもしれないからです。
私の送信内容を見て、他の人が返信しなくちゃ!と自分の時間を割いているかもしれません。
「○○さんが急変して、大変だった」「○○さんが不穏でこんなことをしてね」など、次回出勤時に申し送りで聞けば様子はわかります。
自分がグループラインの加害者にならないように気をつけましょう
- 自分の感情を出しすぎない
- 言葉を選んで送信する
- グループラインで業務の不備を指摘しない
- 発信時間に配慮する
- プライベートな会話をしない
まとめ
退職を考えることもあります。


ストレスになっているのは、このグループラインを送ってくる主任さんだけなので、できれば今の職場で仕事を続けたいと思っています。
グループラインにストレスを感じるとき、おススメする対処法をまとめてみました。
- 普段からすぐに返信しないようにする
- 通知オフにする
- 既読スルーする
- 絵文字やスタンプを使わない
- 返事には「わかりました」を使う
- 自分から発信しない
パワハラのようなグループラインの内容も、職場を退職するのでなければ、やり過ごす必要があります。
まずは、グループラインの通知オフは物理的にシャットアウトできるのでおススメです。
グループラインの内容に心を病むことなく、自分の時間を大切に過ごしてください。
現状に疲れて逃げるように退職してしまう前に、情報収集はしっかりしておきましょう。
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電話が多くて負担に感じるなら、遠慮せずに担当者さんに伝えても大丈夫ですよ。
今は情報収集させてくださいとか、ゆっくり考える時間をくださいとかでOK。
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