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ぐちこ
パソコン不慣れでもブログをはじめた看護師歴30年以上の50代。
適応障害の経験もあり、仕事や人間関係には慎重に対応しています。老後の生活に不安あり投資信託開始、FP3級取得。リフレッシュは韓国旅行。
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【看護師のストレス】適応障害のサインかも?心のかけこみ寺を持っておこう

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あなたには、こんな症状ありませんか?

  • 休日なのに、寝てるだけで一日が終わってしまう
  • 仕事の前日は、ソワソワして眠れない。
  • 楽しいと感じることがない。
  • すぐにイライラしたり、イライラしてる自分に落ち込む。
  • 出勤前に下痢をする。
  • 仕事中に吐きそうになる。

これは、私が適応障害と診断される前に出ていた症状です。

医療法人内の配属転換で、訪問看護ステーションの所長を任されて、半年ほどが過ぎた時に現れました。

看護師は、命に関わるストレスの多い職業です。時間に追われることも多いでしょう。常に気持ちは緊張している状態で、仕事をしています。

日ごろのストレスに慣れすぎてしまい「仕事に行かないと、迷惑かけてしまう」と、あなたも無理をしていませんか?

この記事でわかること

責任感から、あなたの仕事はオーバーワークになっていませんか?

睡眠障害なら、内科ではなく精神科が良いと思う理由

私の体験から、心のかけこみ寺として精神科受診をおすすめしたい

今では看護師は適応障害になりやすい職場環境で働いていることを自覚するようになり、働き方や考え方を変えるようになりました。

30年以上の看護師経験はこんな感じ
  • 卒後3年間は、大学病院の病棟勤務
    • 呼吸器内科の病棟で3交代勤務
    • 出産のため退職
  • 長男1歳になり、育児をしながら近くの老人病院、外来での透析クリニックに半年~1年
    • 個人病院で先生(医師)や奥様の顔色をうかがいながら…に疲れ退職
  • バイク通勤できる範囲で地元の医療法人に23年
    • 3~5年ごとに部署移動あり
    • 訪問診療も行っている診療所4か所
    • 外科病棟
    • 訪問看護
    • 地域包括支援センター
  • 訪問診療専門クリニックに4か月
  • 超高級有料老人ホームに約1年
    • 土下座をさせられ退職
  • 現在、介護老人保健施設に勤務して4年目
目次
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初めて管理職を任されオーバーワークに気が付かない日々

医療の積み木

30代半ば医療法人内の配属転換で、管理職経験なく訪問看護ステーションの所長をまかされました。

訪問看護事業とケアプラン作成事業をしている事業所です。

常勤職員は私と、看護師資格を持っているケアマネジャー2名の計3名、パートの訪問看護師5名、パート事務職1名という体制でした。

訪問看護ステーションの所長業務として、

  • スタッフの勤務表作成
  • 訪問のシフト調整
  • 新規訪問利用者との面談と訪問看護契約書の発行
  • 訪問看護指示書の確認と訪問看護報告書の作成と確認
  • スタッフの給料計算
  • レセプトチェック
  • 事業所の経営報告書作成・年間事業計画書作成
  • 法人内の会議への参加

などがあり、他のスタッフ同様に通常の訪問看護に行かなければならず、勤務時間内に所長業務をすることは困難な状態でした。

24時間緊急携帯電話の対応もしている事業所であり、自宅で入浴中であろうが夜間睡眠中であろうが、緊急電話がなれば状態を聞き、必要であれば訪問しなければなりません。

緊急携帯はパート看護師は持てないことになっていたので、私一人で24時間訪問看護利用者の対応をすることになります。

看護師資格を持っているケアマネージャーさんのうち一人は、緊急携帯を持ってくれる日もありましたが、詳しい状態がわからず私に確認の電話が入ります。

いま考えても明らかなオーバーワークでした。

プライベートでは離婚した後で、子ども二人を育てて行かなくてはならず、お金が欲しかったということもあります。

日勤業務だけで管理職手当をもらえるのは、ありがたく、医療法人内で評価され私にとって初めて管理職を「何とかやりとげたい!いい上司でありたい、いい職場にしたい」と意気込んで仕事をしていたんです。

家にパソコンを持ち帰り、経営報告書をまとめたり、勤務表や訪問のシフトを考えていました。

職場でも家でも24時間仕事をしていた、今までの看護師経験の中で最も仕事をした期間でした。

そんなある日の朝、

  • どれだけ起き上がろうとしても布団から起きだせない。
  • 涙が止まらず、トイレで吐く。
  • 頭を掻きむしり、大声で泣きわめく。

突然の自分の行動にとまどいながらも、どうすることもできません。

仕事を休む電話を、だれにかければいいのかもわからない。だって、私が管理者だから…

やっとのことで、電話できたのは以前の職場で仲良くしていた看護師の友だちでした。

精神科で適応障害の診断を受ける

一人座り込むっ女性

看護師の友だちは、翌日仕事を休んで私を受診に連れて行ってくれました。

行った先は、精神科でした。

精神科のお世話になる=メンタルの弱い人ということを感じ、さらにショックを受けた記憶があります。

私が連れて行ってもらった精神科の初診では、30分以上の時間をかけて話を聞いてくれました。

仕事の内容、私の仕事に対する考え方、離婚して小学生の二人の子どもを育てていることなど、話していると涙が止まらないんですが、せかすことなく、私の言葉が出てくるのをゆっくり聞いてくれました。

そのうえで出された診断名が、適応障害でした。

適応障害は、強いストレスによって、日常生活を送ることが困難になるほどの”こころの不調”が現れる病気です。誰にでも起こりうる心の病気の1つで、うつ病の〝手前〞の状態だと考えられています。早めの対処が必要です。

こころの症状には、憂うつな気分で落ち込む、不安感で神経質になる、焦る気持ちなどがあります。行動面に影響が出ることもあり、涙もろくなって泣く、わめくなどの行動がみられることもあります。これらの症状によって日常生活に支障が出て、仕事を続けられなくなったり、学校に行けなくなったりする場合もあります。

特徴は、ストレスとなる出来事が明らかなことです。ただ、このような症状が現れるのは一時的で、長くは続かないのが特徴です。もし6か月間以上続いているようなら、うつ病などほかの病気の可能性もあります。原因となるストレスからうまく離れることが、改善・回復のポイントです。

引用元;NHK健康チャンネル

さらに、精神科の先生は休職することをすすめてくれました。

しばらく、何も考えないで「食べること」「寝ること」を最優先にしなさいと。

「堂々と休んでいいんだ」と思え一気に肩の荷が下り、1か月の診断書をもらって、家に帰りました。

精神科に連れて行ってくれた看護師の友だちも、不眠・不安神経症で精神科の受診歴があり、内科ではなく精神科に連れて行ってくれたのだそうです。

看護師だから、簡単に内科で睡眠導入剤を処方してもらっている人も多いのではないでしょうか?

私が失敗だったと思う対処法

くまのぬいぐるみ

内科で睡眠薬をもらっていた

私は内科で風邪薬をもらうついでに、睡眠導入剤を一緒に処方してもらい時々使用していました。

看護師なので薬の名前を知っているので、ついつい内科医に薬剤名指定で薬の処方をお願いしていました。

精神科の先生に睡眠導入剤を使用していることを伝えると、今の状態は睡眠導入剤の使用は望ましくないとハッキリ言われ、抗うつ剤を処方されました。

職場のメンタルヘルス、悩み相談室に利用は?

私の体験から申し上げると、悩み相談室の利用はおススメしません。

カウンセラーは相談者にとって不利益になることなく相談にのってくれると思っていましたが、実際はそうではなかったからです。

職場復帰のためのリハビリ出勤中に、訪問看護ステーションの所長代行をしてくれていた医療法人内の看護師長から、悩み相談室の利用をすすめられカウンセリングをしてもらいました。

カウンセリングの内容は、管理者未経験で訪問看護ステーションの管理者をまかされるには、業務量が膨大であること、今回の適応障害は精神科医からもオーバーワークが原因だったと言われたことなどを話しました。

そのカウンセリングの中で「医療法人内の管理者育成のための教育制度が整っていないこと一因だと思う」と話したのですが、その内容がそのまま看護部管理室に伝わっていたのです。

カウンセリングの内容を報告する義務があるとは思いますが、法人内に私の意見が筒抜けになっているんだと不信感を持ちました。

職場復帰をいそがない

精神科で一か月の診断書をもらい休養したのち、職場復帰するために最初は半日のみの出勤、気分がすぐれなければ帰宅しても良いというリハビリ出勤の期間をもらいました。

体調を崩した元の訪問看護ステーションへのリハビリ出勤は、通勤途中で動悸、吐き気、めまいや息苦しさなどがあり簡単ではなく、出勤できずに帰宅してしまうこともありました。

何とか出勤できても、以前のように仕事ができない自分自身に落ち込むこともありました。

職場復帰をあせると症状が長引くことも多いので、無理せずその日できたことに目を向けるようにするように精神科医に言われました。

3歩進んで2歩下がるようなリハビリ出勤をしながら、通常業務にもどれたのは3か月後でした。

適応障害を経験して、仕事や職場の人間関係に対する考え方も変えるようになりました。

まとめ|看護師は心のかけこみ寺を持っておこう

両手に花びら

精神科受診は内科受診に比べて敷居が高い印象を持っていませんか?

眠れないからといって、風邪薬と一緒に睡眠導入剤を処方してもらいながら日ごろのストレスから目をそむけてはいけません。

2019年から始まったコロナの影響で、看護師の働く環境はさらにストレスの多い状況になっています。

家事や育児をこなし、仕事でも完璧を求めるとココロと身体が悲鳴をあげてしまいます。

  • 休日なのに、寝てるだけで一日が終わってしまう
  • 仕事前日は、ソワソワして眠れない。
  • 楽しいと感じることがない。
  • すぐにイライラしたり、イライラしてる自分に落ち込む。
  • 出勤前に下痢をする。
  • 仕事中に吐きそうになる。

働くことは大切ですが、ココロも元気に働き続けられるように、こんな症状があったときは精神科を受診してみましょう。

それでも、自分が壊れそうなときは、すぐにその職場から逃げてくださいね。

その選択をした自分を褒めてあげてください。

あなたを守れるのは、あなたしかいませんからね。

現状に疲れて逃げるように退職してしまう前に、情報収集はしっかりしておきましょう。

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今は情報収集させてくださいとか、ゆっくり考える時間をくださいとかでOK。

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最後まで読んでくださりありがとうございます。

昨日よりちょっと前へを目指して。

今日はこの辺で、さようなら。

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