※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
【体験談】高齢両親のマイナンバーカード取得をサポートする
2024年秋から健康保険証がマイナンバーカード一本化になり健康保険証は廃止になるニュースを見て、あわてた高齢者は多いのではないでしょうか。
我が家でも、同じ市内に住む80歳過ぎた両親から

マイナンバーカード持っておかないと、病院に行けなくなるって!
私、そんなんわからんよ!
あんたしか頼る人おらんから、何とかしてよ!



テレビやラジオでいっとったけど、めんどくさいな~



私が代理申請できる?受け取り出来る?
私だって、仕事あるし…
から始まった高齢になる両親のマイナンバーカード申請、受け取り、健康保険証登録、公金受取口座の登録、マイナポイント申請までの流れを紹介します。
- マイナンバーカードは家族のメールアドレスで複数人分の代理申請できる
- QRコード読み込みと事前にスマホで顔写真撮影しておく
- 受け取りには本人が来庁が原則
- 入院や施設入所では、医師の診断書などが必要とされる
- マイナポータル、マイナポイントはアプリで家族分の登録ができる
- アプリは個人に紐づけされていない



私の親は、いつも突然に私に相談をしてきます
長女だから仕方ないのか?
\いきなりされた「終活」に関する記事はこちらから/
マイナンバーカードをオンライン申請する
オンライン申請にした理由はこの一つ顔写真を撮りに行く時間とお金がもったいない
両親のオンライン申請を同じ私のメールアドレスでしましたが、問題なく申請出来ました
QRコードを読み取り、マイナンバーカード受け取り申請用URLにアクセスし、あなたのメールアドレスを登録します。
マイナンバーカード総合サイト(オンライン申請)から、「申請用ID23桁の半角数字」「メールアドレス」を入力することでも申請可能ですが、QRコードからなら氏名、住所なども入力されており便利です。
先に顔写真を撮影しておくとスムーズに登録できます。
顔写真を撮影する際のチェックポイント
- 最近6か月以内に撮影
- 正面、無帽、無背景のもの
- 白黒の写真でも可
- ファイル形式:JPEG
- カラーモード:RGBカラー
- ファイルサイズ:20~7MB
- ピクセルサイズ:幅480~6000、高さ480~6000ピクセル
- 生年月日
- 電子証明書の発行希望の有無
- 氏名の点字表記希望有無
を入力します
申請内容に不備があれば、登録したメールアドレスに案内があるので確認・修正し再申請します。
申請と同時にマイナポイント受け取りサービスを考えておく
母親は、キャッシュレス決済のカードを3枚ほど持っていました。
一方で、父親は、自分名義のキャッシュレス決済サービスを利用していません。
マイナポイントの受け取りには本人名義のキャッシュレス決済が必要になるので、あらかじめ準備しておきましょう。
マイナンバーカードを受け取りに役所へ
マイナンバーカード受け取り時に必要なもの
オンライン申請から1か月ほどで、住んでいる地域の市区町村役所から両親の自宅に「交付通知書」が届きます。
マイナンバーカードの受け取りは、基本的に高齢であっても本人が受け取りに行かなくてはいけません。
どうしても本人が受け取りに行けない場合(入院、施設入所、寝たきりなど)は診断書・本人の障害手帳や施設に入所している事実を証する書類などと「代理人の本人確認書類」「代理権者の確認書類」が以下の書類と合わせて必要になります。
受け取り時には
- 交付通知書
- 通知カード(緑色の紙カード);自宅で紛失していれば役所で紛失と伝えればOK
- 本人確認書類;顔写真付き(運転免許証、パスポートなど)であれば1点で可能、顔写真付きでなければ年金手帳、健康保険証など2点必要
- マイナンバーカード受け取り時にあわせて、公金受取口座の登録をする場合は、登録する銀行の通帳(印鑑は不要)
交付通知書にマイナンバーカード受け取りのための予約の案内があれば、あなたの都合に合わせて予約しておきましょう。
暗証番号の設定
マイナンバーカード受け取り時、暗証番号の設定が必要になるので、あらかじめ決めておましょう。
必要な暗証番号
- 署名用電子証明書(英字大文字と数字の組み合わせで6字以上16文字以下)
- 利用者証明書電子証明書(数字4桁)
- 住民基本台帳(数字4桁)
- 券面事項入力補助用(数字4桁)
- 2~4は同じ暗証番号でもOK
マイナポイント申請の方法
マイナンバーカード受け取りと同時にマイナポイントの申請ができます。
役所でも手伝いの窓口を設置されており、一緒に健康保険証と公金受け取り口座の設定もお願いしようと思っていました。
順番待ちの整理券をもらい待つことにしました。
が、20人ほどの方が待っており、2時間以上の待ち時間になると。
私もよくわからないのでおとなしく待つことに。周囲はご高齢の方が多かったです。
1時間ほど待ったところで、だんだんお尻も痛くなってくるし、気持ちもイライラ…
「自分でできないか?」と、待ち時間の間にポチポチさわっていたら思いのほか簡単にできたので紹介します。
「初めての方」で利用者登録します。
登録したメールアドレスにに確認コードが送られてくるので入力すれば、ログインできるようになります。
先ほど設定した「利用者証明用電子証明書(数字4桁」のパスワードを入力し、マイナンバーカードにスマホをかざします。
アンドロイドユーザーはNFC/おサイフケータイ機能をONにしておきます。
特に入力する部分はありません。
マイナンバーカードに紐づいています
金融機関名、支店名、口座番号の入力をします。
マイナポイントを申し込むから、マイナンバーカードを読み込み希望するサービスを選び登録します。
必ず申込者本人名義のサービスでなくてはなりません。



俺は、平和堂(ちょっと大型のスーパー)にするか!



私は関西スーパー(食料品スーパー)にするわ
両親の行動範囲内で使えるキャッシュレス決済サービスがよさそうです。
スマホをポチポチさわっているうちに、順番が回ってきたので母親のマイナポイントは役所の方にお願いすることに。
私が、スマホで行った「健康保険証登録」「公金受取口座の登録」「マイナポイント申請」も確認してもらいましたがちゃんとできてました。
役所の方に確認すると
マイナポータルアプリは、「健康保険証登録」「公金受取口座の登録・変更」ができるデジタル庁のアプリ
マイナポイントアプリは、「ポイント申請」ができる決済サービス
とのことでした。
マイナポータルアプリは、ダウンロードした本人しか使えないと思っていましたが、毎回ログイン時に「利用者証明用電子証明書(数字4桁)」の入力を求められ、マイナンバーカードをスマホで読み込むことで両親の健康保険証登録と公金受取口座の登録・変更も可能です。
まとめ|高齢者のマイナンバーカード取得はサポートが必要
オンライン申請であれば、同じメールアドレスからでも申請可能でした。
一番の難点は、本人がマイナンバーカードの受け取りに行かなくてはならないこと。
現在80歳で杖で歩くことができたので、一緒に役所にいってサポート出来ましたが、マイナンバーカードは10年ごとの更新が必要であること。
暗証番号を連続して3回入力間違いすれば、再度役所に行って暗証番号の再設定が必要であること。
高齢者はトラブルのないように、マイナンバーカードを使った方が良さそうです。
しかし、健康保険証との一体化をデジタル庁は進めています。
どこかの時点でマイナンバーカードの取得は必要だったので、今回両親のマイナンバーカードを作成して良かったと思います。
>>デジタル庁>よくある質問:健康保険証との一体化に関する質問について
もし、あなたに高齢の親御さんがいらしたら、ぜひオンライン申請でサポートしてあげてくださいね。



思ったより簡単にできましたよ
コメント