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ぐちこ
看護師歴30年以上の55歳
病棟勤務、在宅医療(診療所・訪問診療・訪問看護)などの経験をへて、4年前から老健に勤務中。
49歳からの約2年間に3回の転職を繰り返し、職場選びの重要性を実感。

【グチるあなたの毎日を笑顔に変えたい】

人生を楽しむ余裕を見つけられる、自分を大切にする働き方をしたい看護師さんを応援します。
あなたの『ぐち』を捨てて行きませんか?

【体験談】親の終活|子供としてどうする?急な時に慌てないための準備

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親が高齢になってくると、入院、介護、いつかは来る別れの時のことを考えることもありますよね。

いつまでも元気でいてほしいと願う反面、急に何かあったら子供としてどうすればいいのか?

気になりながらも、なかなか話し出せないのが親の終活の話。

私の体験談も交えながら、親との終活について考えていきましょう。

この記事を読むとわかること

※親にどのように終活をするのか良いか提案できる
※親と終活の話をするときのための心の準備ができる
※自分自身の終活を考えるきっかけになる

親と終活の話をするための準備

自己紹介
  • 老健に勤務して5年目の50代半ばの看護師
  • 50代前後に転職を繰り返した経験から職場選びの重要性を実感
  • 病棟(内科・外科・整形・小児科)、在宅医療(診療所・訪問診療・訪問看護)など看護師歴30年以上、ケアマネ資格もあり
  • 老後の不安からファイナンシャルプランナー3級取得

詳しいプロフィールはこちらから

よろしくね!

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【結論】
 エンディングノートを作って親子で共有することで、終活は進めやすくなる

【メリット】
・対話することで親子ともにイメージしやすい
・お互いの心の準備ができる

【デメリット】
・急に進めると親子関係に影響する可能性あり
・お金や相続の話は慎重に

向かい合って話をしている手

体験談

【家族背景】
80代の両親は二人暮らし、中型犬を10年ほど飼っています。
50代の私と40代の妹は両親と同じ市内に住んでいます。
母親とは気軽に終活の話ができますが、父親の意見が優先と考える母親です。

敬老の日も近いある日のこと、妹も含め家族でご飯を食べていました。

急に父親が「自分も歳を感じる、ここ最近は特にご飯も欲しくないし、色々考えるんや。お前たちに迷惑が掛からないように、あちらに行く準備をしとかないとな」と突然の発言

驚く女性

親が気になっていることを聞いてみる

80歳になる今まで

「墓の話なんてするな、縁起でもない」

「そんな先の心配なんか今する必要ない」

と強気に言い放ってきた父親が、急に真剣な表情で次のようなことを話し始めました。

  • 最近食欲がなくなり、皮膚もたるんできた。外見でも歳をとったと思う
  • 犬の散歩でこの前転倒した、足腰に自信が持てなくなった
  • 兄弟も深刻な病気で治療している。
  • 自分は今は、病気はないが、いつどうなるかわからない
  • 自分がいなくなった後、煩わしい思いを子供にさせたくないから、いろいろ整理していきたいと考えるようになった。
  • 葬式の知らせは、親戚にはしなくてもいいと思ってる。
  • お墓は永代供養のところに入れてもらおうと思ってる。

親の想い、子の想い

父親は、自分がいなくなった後のことばかり、心配しているようでした。

親として、子供に迷惑かけたくないと思うのは当然です。

でも、30年以上看護師をしてきたからこそ気になることがあります。

色々なケースを見てきたので、父親にいろいろな質問をぶつけてみました。

こんな質問するのは初めてですし、こんな日が来るとは思っていませんでした。

それくらい、今まで触れてこなかった話題です。

  • 病名の告知を希望するのか?
  • 延命治療を希望するのか?
  • 認知症や嚥下障害で、食事が食べられなくなった時どうする?
  • 介護が必要になった時、どうしたいのか?
  • 家族に迷惑かけたくないといっても、家に住みたい続けたい気持ちはあるでしょ?
  • 認知症にるなど、自分で判断できなくなった時、後見人制度を使うのか?そんな制度があるって知ってる?

家族に迷惑かけたくないとはいっても、父親が一番にいなくなるとは限りません。

母親もいます。

自分の介護は、母親がすると思い込んでいるようでしたが、その順番は誰にもわかりません。

話を聞いていく中で、父親はいなくなった後のことばかり考えていて、途中起こりうるかもしれないことについては、全く返答がなく、ただ私の質問を「そうか、そうやな、どうするか・・・」聞いているだけでした。

早速エンディングノートを書いてもらうことに

一通り話を聞いて、質問をしていった内容は、ほとんどエンディングノートにある内容でした。

父親にも、その内容に沿って、ページを仕上げていってほしいことを伝え、その日のうちに手渡しました。

父親の性格上、気になることは早く整理してしまいたいタイプであることを知っています。

娘として、父親の意思確認できる絶好のタイミングを逃したくなかったのです。

気がかりを一つ一つクリアしていく手段を一緒に考える

80歳になって、やっと家族の意見にも耳を傾けるようになってくれた父親ですが、自分で全部やらないと気が済まない性格です。

  • まずは、エンディングノートを見ながら、文字だけでなく一つ一つ会話する。
  • 銀行口座は一つか二つ程度にしてほしい。必要なら同行する。
  • 重要書類や印鑑類の置き場所も一緒に確認する。
  • 保険商品の確認・整理をする。
  • 持ち家をどうしたいか聞いてみる。
  • 急な入院に備え、入院セットを一緒に作っておく。
  • 断捨離を誘導する。
向き合い手を握る

父親がやっと終活する気になってくれたので、母親の分も一緒に進めていこうとリストアップしてみました。

私の家族の場合、父と終活の話はタブーとされており、今まで一度も触れてきていない内容でした。


強引に進めようとすると、父親が拒否したり、考えすぎたりするかもしれないので、妹とも協力してゆっくり進めてみます。

まとめ

私の場合は、自分自身が先にエンディングノートを書いていたのが良かったと思っています。

\エンディングノートの内容についての記事はこちらから/

エンディングノートの内容を知っていたので、急に父親が終活の話をしてきても返答できました。

まず一冊エンディングノートを手に取って、内容を確認してみてください。

終活するにあたりこんなにもたくさんの項目があることに驚くでしょう

その項目について、親と話すことで親の人生や想いを聞く機会も出てきます。

さらに良い人生を送るために、ぜひ親と一緒に終活を進めることをお勧めします。

この記事を読んだ後は、エンディングノートを親子分用意して、いつ終活の話になってもいいようにしておくことも、準備の一つですね。

\私が実際に使用しているエンディングノートはこれです/

最後まで読んでくださりありがとうございます。

昨日よりちょっと前へを目指して。

今日はこの辺で、さようなら。

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