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50代看護師の仕事が覚えられない!を解決するたった一つの原因と5つの対処法
私って、仕事覚えが悪いとわかってる。
学生の頃からそうだった。
メモを取ったり、自分でも努力しているつもりなんだけど。
新しい職場でも、現在の職場でも新しい業務になれるのは大変ですよね。でも、方法だけを覚えようとしてませんか?
現在の職場でも新しい仕事が覚えらえないという悩みがある方は少なくないでしょう。
新しい職場に転職した直後ならなおさらです。
年齢を重ねれば、周りの人が仕事を要領よくこなしている姿に焦りを感じることもあります。
私は30年以上の看護師経験の中で、職場異動・転職を含めたくさんの職場で働いてきました。
決して自慢ではないですが、どの職場でも1カ月もしないうちに他のスタッフから
「ほんとにこの前来たところとはおもえない。3年くらい一緒に働いている気がするわ」と言われることが多かったのです。
私が、新しい職場でオリエンテーションを受ける時に心掛けていることについて紹介したいと思います。
先に結論をお伝えすると、
新しい業務の説明を受ける時は、「その仕事の目的はなにか?」を確認することです。
すべての業務には、目的が存在します。
目的を理解しないまま、マニュアルに沿った方法だけを覚えようとすると、覚えなければならない量も増えます。
目的がわからないと、方法を間違ったりするのも当然です。
目的を自分勝手に解釈することも方法を間違える要因になるので、必ず説明を受ける時に確認しましょう。
目的を確認して、業務の内容を理解していけばいいのね。
それに、
質問することで、職場の人ともコミュニケーションを取れるから
一石二鳥ってことね!
仕事が覚えられない人の特徴
「どんな目的を達成するために」その仕事をしなければならないのかを理解していないと、単なる作業に終わります。
与えられた仕事が、職場全体でどのような意味や役割を持つのか最初に確認しましょう。
年齢は理由にならない
一番最初に少し耳の痛い特徴になりますが、これを言ったら元も子もない「堂々と年齢を理由に、言い訳する」ことです。
仕事の説明をしても「歳だから、そんなにたくさんのこと一度に覚えられないわ。また今度教えてね」と軽いノリで返す同じ50代看護師もいます。
これは、その仕事が自分には関係のない事として捉えており、その50代看護師にとっては重要度の低い仕事だと捉えられていると思います。
年齢を理由に「覚えられない」と表現することは、仕事上の信頼関係を壊す一因になると考えてください。
最後まで話を聞かない
説明した仕事に関心がないというか…途中で「はいはい、わかりました」と明らかに話をさえぎってしまう返答をするスタッフもいます。案の定、十分に理解しておらず、ミスを繰り返します。
もしくは、マニュアルに沿って説明する途中で早合点して、「○○ということですよね」と自分なりの解釈をしてしまう人もいます。
マニュアルがある安心感からかもしれませんが、説明してくれているスタッフへの配慮も必要です。
仕事に対する興味がないなら違う職場探せばいいのに…と思われかねません。
メモをとっても、まとめない
新しい仕事を覚える時に「メモ」を取ることが多いですが、書いたメモを上手に活用できていますか?
メモは単語の羅列に終わることが多いです。
説明を聞いた中で、重要だと思った単語をメモに残したままだと、その単語の重要性をあとから見直しても何のことか思い出せない事もあります。
メモを取るだけで満足せず、あなたなりの業務マニュアル・手順書としてまとまる習慣をつけましょう。
同じミスを繰り返しても改善点が見つけられない
仕事の説明を受けた時に、仕事の目的が理解できていないと同じミスを繰り返すのも無理はありません。
ミスを指摘され「すみません」と謝って終わりにしていませんか?
説明を受けた時にきちんと理解できていなかったことを指摘されそうで嫌だ、それ以上聞くのが申し訳ない、恥ずかしいなどの気持ちから、わかったふりをしてしまうとどんどん聞きにくい環境になります。
なぜ仕事が抜けてしまうのか?抜けないためにどうすればいいのか?を考える良い機会です。
ミスを指摘されて不愉快な気持ちになるのではなく、業務改善のチャンスだと考えましょう。
仕事が覚えられない悪循環は人間関係にも影響する
仕事が記憶に残らず、二回目以降も毎回聞き直したり、何度も同じミスを繰り返すと周りのスタッフからの信頼度も下がります。そんな自分自身にも嫌気がさしますよね。
教える側にすれば「この前にも説明したのに、どうして覚えられないのよ」とイライラしてしまうの当然かもしれません。
最初に教えてもらった時に、仕事の目的を理解できるように、疑問点や不明点はそのままにせず、あなたが理解できるまで聞きましょう。
今日から仕事ができる看護師になるために
仕事の目的を明確にしたうえで、仕事が覚えられない、苦手だと自覚があるなら試してみて欲しい対処法があります。
「仕事が覚えられない=仕事がデキない人」という自己嫌悪感から脱出でき、仕事にもやりがいを感じられるようになれば、周りのスタッフからの信頼も得られ、ますます好循環が生まれます。
メモを活用し、自分の手順書を作る
重要と思うキーワードや短い文章で表現したメモや付箋に一つの業務としてまとめます。
メモや付箋を見なくても業務がこなせるようになったら、そのメモは破棄してもOKです。
一つのメモや付箋がなくなることで、また一つ仕事が覚えられたという達成感を味わうこともできます。
常に仕事の優先順位を考え行動する習慣をつける
業務の目的が理解できていれば、優先順位を考えることもできます。
あなたの業務がこの時間・期間までに終わっていないと次の部署・勤務者に迷惑がかかることにも気付けます。
業務の優先順位を考えながら仕事を進める習慣を意識づけることで、効率よく仕事を進められ、無駄な残業をすることもなくなります。
スタッフと積極的にコミュニケーションを取る
周りのスタッフとのコミュニケーションがうまくいくように普段から努力することも大切です。
わからないことを聞きやすい環境を自分で整えることにもつながります。
一生懸命に説明してくれるスタッフに「よくわかりません」と返答することは勇気が必要かもしれません。
しかし、わかっていないのに分かったフリをして後からミスを指摘されるより、上手にコミュニケーションを取りながら、わかるまで教えてもらった方が、説明したスタッフは「ちゃんと理解してくれようとしている」とあなたに対する印象も良くなります。
仕事がデキる看護師のまねをする
緊急入院があったり、患者さんの急変があっても残業することなく、丁寧な記録とヌケのない指示受けが出来る看護師がいます。
仕事がデキる看護師の動きとあなた自身の違いは何か?を考えてみましょう。
おそらく仕事がデキる看護師は適切に周囲の助けを上手に借りながら、仕事を進めていませんか?
周囲のスタッフに協力を求めるために、仕事の優先順位を一瞬で考え、適切な言葉で、的確に指示(やって欲しい事)を伝えることが必要です。
何か一つでもマネできることがないか、忙しい時こそ観察してみましょう。
仕事の意味と目的を理解する
看護師の仕事は、命に関わることが多く、看護学生の頃からみっちり叩き込まれていると思います。
しかし、保険請求(レセプト)に関わる書類や記録、監査に影響する記録、ひいては病院・施設が何らかのトラブルになった時に参考にする証拠となる記録やマニュアルについても理解しておく必要があります。
この記録・書類作成は何のためにしているのか?も常に考えるようにしましょう。
病気の可能性もある
全くないとは言えないので、病気の可能性についてもふれておきます。
病気は誰のせいでもないので、仕事がどうしても覚えられず業務に支障をきたしているなら、一度専門病院での受診を検討してみる必要があります。
ADHD(注意欠如・多動症)は、「不注意」と「多動・衝動性」を主な特徴とする発達障害の概念のひとつです。ADHDの有病率は報告によって差がありますが、学齢期の小児の3~7%程度と考えられています。ADHDを持つ小児は家庭・学校生活で様々な困難をきたすため、環境や行動への介入や薬物療法が試みられています。ADHDの治療は、人格形成の途上にある子どものこころの発達を支援する上でとても重要です。
引用元;厚生労働省生活習慣病予防のための健康情報サイトeヘルスネット
ADHDは「注意欠如」「多動性障害」などとも呼ばれる、注意力のなさや、落ち着きのなさが特徴の発達障害の一種です。
大人になってから発症するものではなく、幼いころから落ち着きがなかった、忘れ物が多かったなどが思い当たる人は病気を疑ってみることも方法の一つかもしれません。
仕事を覚えられずツラすぎる時は転職もあり
仕事が覚えられず、いつミスを指摘されるかビクビクしながら職場に行くことがツラい。
仕事の目的が理解できており、自分なりに工夫や努力をしてきているのに、なかなかミスが減らない・
そんな時は、その職場の仕事内容があなたに合っているか、仕事量に無理はないか?一度考えてみる時間が必要かもしれません。
ストレスから体調を崩すことは避けたいことです。
まとめ|目的を理解して仕事を覚えよう
一見複雑に見える業務マニュアルも作成した上司・先輩看護師の考えた「仕事を達成する目的」で作成されたものです。
50代看護師の仕事が覚えられないという悩みは、「仕事の目的を理解する」ことで解決できます。
そのための対処法として5つ紹介しました。
- メモを活用し、自分の手順書を作成する
- 仕事の優先順位をつける
- スタッフと積極的にコミュニケーションをとる
- 仕事がデキる人のまねをする
- 仕事の意味と目的を理解する
どうしても仕事が覚えられず悩んでいる、業務に支障が出て周囲のスタッフの評価が気になるという方は、いまの職場が合っていないか、病気の可能性もあります。
ストレスを感じたまま今の職場で続けるべきか?自分に合った職場を見つけるべきか?
悩みを解決するために第三者に相談してみることもおすすめです。
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